~浄土真宗が1からわかるブログ~
浄土真宗の開祖 親鸞聖人
浄土真宗の開祖は親鸞聖人です。
親鸞聖人は今から約800年前、京都に
お生まれになりました。
ところが、4歳の時、お父様を、
8歳の時、お母様を亡くされました。
今度、死んでいくのは自分の番だ、
死ねばどうなるのだろう?
後生不安な心に苦しまれた親鸞聖人は、
9歳で仏門に入られ、後生暗い心の解決の道を
求められました。
そのときに詠んだという歌が伝えられています。
「明日ありと
思う心の あだ桜 夜半に嵐の吹かぬものかは」
今日を盛りと咲く花も、いちじんの嵐ですべて
散ってしまいます。
人の命は、桜の花よりはかないものと聞いて
おります。
どうか、明日といわず、今日、得度していただけない
でしょうか?
こうして親鸞聖人は、仏門に入られたのですが、
最初は比叡山で天台宗の教えを学ばれたのです。
このような話は、親鸞会という伝統的な親鸞聖人の
教えを伝える集まりで教えてもらえます。